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押隈 十一代目市川團十郎

おしぐま じゅういちだいめいちかわだんじゅうろう

概要

押隈 十一代目市川團十郎

おしぐま じゅういちだいめいちかわだんじゅうろう

本紙712×574、軸長825、全長1305(mm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号12095-46
鈴木十郎コレクション
調査監修:石橋健一郎
解説:安冨順

独立行政法人日本芸術文化振興会

隈:むきみ隈。形が貝のむき身に似ていることに由来。この隈は若く一本気な性格を表すことから、荒事系では曽我五郎が必ずこの隈を描く。助六も実は曽我五郎なのでむきみの隈なのである。役者:十一代目市川團十郎。役名:歌舞伎十八番『助六由縁江戸桜』の花川戸の助六実は曽我五郎。昭和37年(1962)4月、東京歌舞伎座、團十郎襲名公演時のもの。添書:「名を負ふて/名に値ひせぬ/名取草」。署名:「昭和壬寅卯月 十一代目團十郎(朱印)團十郎」。十一代目市川團十郎:明治42年(1909)~昭和40年(1965)。七代目幸四郎の長男。團十郎家に養子に入る。戦後、前名海老蔵時代に一大ブレイク。「海老様」と呼ばれる。大輪の牡丹のような芸容。襲名3年後の死は、歌舞伎界には一大損失であった。

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キーワード

/ 代目 / 團十郎 / 市川

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