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押隈 五代目市川三升

おしぐま ごだいめいちかわさんしょう

概要

押隈 五代目市川三升

おしぐま ごだいめいちかわさんしょう

本紙371×711、軸長450、全長1650(mm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号12095-5
鈴木十郎コレクション
調査監修:石橋健一郎
解説:安冨順

独立行政法人日本芸術文化振興会

隈:景清。景清は平家の武将。単身で頼朝暗殺を企むテロリスト。紅の隈はその勇猛な性格を、藍(青)の隈は、暗殺者の鬱勃とした情念を表しているようにも見える。役者:五代目市川三升(十代目市川團十郎)。役名:歌舞伎十八番『解脱』の景清。昭和7年(1932)11月、東京歌舞伎座顔見世目公演時のもの。添書:「霜解けて/鐘は/為楽と/ひゞきけり 壬申顔見世目月/於歌舞伎座/九代目追遠劇演/十八番之内解脱/之景清 三升併題(朱印)三升」。五代目市川三升:明治15年(1882)~昭和31年(1956)。もとは銀行員。九代目團十郎長女実子と結婚。周囲の反対を押し切り役者となり、家伝十八番物の復活に心血を注ぐ。死後、十代目團十郎を追贈。

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キーワード

/ 市川 / 代目 / 團十郎

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