夕張の石炭大露頭
ゆうばりのせきたんだいろとう
概要
・この石炭の大露頭は、明治21年(1888)北海道庁の技師坂市太郎(ライマン探検隊の随員)により発見され、他に例のない見事な天然標本として教育的にも自然科学的にも貴重なものであり、北海道開発に多大な貢献をした石炭産業の記念物としても価値の高いものです。
・炭層は、古第三紀石狩層、基底部にあたっており、地表には6尺層(1.8メートル)・8尺層(2.4メートル)・10尺層(3.3メートル)の3層の石炭が現われ、この地方の石炭の様子を示しています。
・指定面積は、1,138平方メートルで、現在はゆうばり石炭の歴史村にある石炭博物館と結び、公開されています。