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押隈 六代目尾上菊五郎

おしぐま ろくだいめおのえきくごろう

概要

押隈 六代目尾上菊五郎

おしぐま ろくだいめおのえきくごろう

本紙356×659、軸長460、全長1525(mm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号12095-30
鈴木十郎コレクション
調査監修:石橋健一郎
解説:安冨順

独立行政法人日本芸術文化振興会

隈:獅子の精の隈。役者:六代目尾上菊五郎。役名:新歌舞伎十八番『春興鏡獅子』の後シテ獅子の精。『鏡獅子』は能『石橋』が原拠。江戸時代に成立した先行作『枕獅子』の詞章に漂う廓情緒を嫌がった九代目市川團十郎は、旧幕臣で劇作家の福地桜痴に改訂を依頼。桜痴は詞章を『枕獅子』によりながらも、舞台を江戸城大奥、主役は奥勤めの腰元弥生と、高尚な内容に変えた。前半は腰元の優美な踊り、後半は獅子となり勇壮な踊り。双方を踊り分ける技量が求められる大曲。署名:「六代/菊五(朱印)三朝」。

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キーワード

/ 代目 / 菊五郎 / 尾上

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