押隈 十七代目市村羽左衛門
おしぐま じゅうしちだいめいちむらうざえもん
概要
押隈 十七代目市村羽左衛門
おしぐま じゅうしちだいめいちむらうざえもん
本紙355×374、軸長455、全長1040(mm)
千代田区隼町4-1 国立劇場
登録番号12095-32
鈴木十郎コレクション
調査監修:石橋健一郎
解説:安冨順
独立行政法人日本芸術文化振興会
隈:二本隈。荒事系の隈。眼の上下に二本太い紅隈を額へ跳ね上げるように描く。瑞々しい力強さを感じさせる隈である。役者:七代目坂東薪水(十七代目市村羽左衛門)。役名:『関三奴』の奴。昭和10年(1935)9月、東京歌舞伎座上演時のもので、薪水の他、二代目尾上松緑、中村章景、十五代目市村家橘、大谷廣太郎、尾上九朗衛門ら当時の若手が出演。署名「六代/薪水(朱印)薪水」。