炭坑仕事唄板画巻 たばこどころか 今日このごろは くさい三等飯も食いかねる
概要
「たばこどころか 今日このごろは くさい三等飯も食いかねる」
「一日の賃金は石炭函一函いくら、で計算されます。鉱山によって一定していませんし、請負の場合や時間給もあります。支払いも坑山によって、毎日、三日おき、一種間、或は月二度といったふうで一定していません。坑夫らは自分の気質や家族構成にいくらかでもあった支払様式と坑内労働様式のヤマを探して渡り歩いていました。明治末の三池炭鉱の一日の平均賃金は、坑内夫が五、六銭です、大正五、六年で筑豊はだいたい一日三十銭から四十銭。十二時間から十六時間かかってこの日給を得ます。大正末から昭和五、六年にかけて最もくるしい生活でした。」(森崎和江「まっくら」『ドキュメント日本人 第5 (棄民)』学芸書林、1969年)
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