時鐘 南部盛岡城楼鐘
ときがね なんぶもりおかじょうろうしょう
概要
時鐘 南部盛岡城楼鐘
ときがね なんぶもりおかじょうろうしょう
岩手県
江戸/1646
青銅製
総高(通高)119.0㎝、鐘身(龍頭下高)95.0㎝、口径(外径)78.5㎝、輪口(口辺)厚8.7㎝。
1口
岩手県花巻市城内59-1
岩手県指定
指定年月日:20151106
花巻市
有形文化財(美術工芸品)
正保3年(1646)盛岡城の時鐘として鋳造された。同年9月の紀年銘がある。慶安5年(1652)新鐘鋳造に伴い交換され、その後花巻松林寺の寺鐘となり、さらに延宝2年(1674)花巻城に再移設され時鐘として明治維新期まで用いられた。明治5年(1872)盛岡県出張所廃止に伴い時鐘は休止し、同8年(1875)花巻町ほか7か村に無償で払い下げられ、南万丁目村内(現在地)に移設されて当時の民費(県町村等地域団体の管内費など)運営にて継続、現在に至った。