盛岡藩雑書 寛文六年
もりおかはんざっしょ
概要
盛岡藩「雑書」は、昭和26年(1951)3月に岩手県議会図書館資料部が旧盛岡藩主南部家から一括購入した史資料の中に含まれ、追って、岩手県産業文化館に移管された。昭和30年(1955)7月、岩手県産業文化館は盛岡市産業文化館となり盛岡市の所蔵となった。その後、盛岡市産業文化館は盛岡市公民館、盛岡市中央公民館と改組されたが、所蔵史資料はそのまま引き継がれ現在に至っている(平成5年の「盛岡藩『雑書』189冊の「文化財指定候補物件調査報告書」より)。今回追加指定候補となった1冊は、平成7年(1995)1月18日、岩手大学図書館より発見の報があり、同日盛岡市中央公民館が受領したものである。南部家より岩手大学図書館への移動理由は不明である。