銅鐘
どうしょう
概要
銅鐘
どうしょう
山梨県
江戸時代
鋳銅製
総高136.0㎝
口径 82.9㎝
1口
山梨県笛吹市御坂町下野原1251
山梨県指定
指定年月日:20160222
有形文化財(美術工芸品)
本鐘は、中・近世において八代郡の内、小石和筋に属する下ノ原村(現笛吹市御坂町下野原)に所在する光国寺鐘楼門二階に懸吊されている梵鐘である。当地は、甲府盆地東部の金川扇状地のほぼ中央に位置し、甲府と小田原を結ぶ要路である鎌倉往還(御坂路・鎌倉街道とも)の道筋に当たる。
本鐘は、元和5年(1619)の江戸時代初期の作であり、近世甲斐鋳物師の先達である沼上氏の現存初例の銅鐘である。
本鐘を所蔵する光国寺は浄土宗寺院で、慶長3年(1598)に開山した。本鐘は光国寺境内の鐘楼門2階に懸吊されている。本鐘は、元和5年(1619)の江戸時代初期の作であり、近世甲斐鋳物師の先達である沼上氏の現存最初例の銅鐘である。