漢詩書「題七福神之図」
かんししょ「だいしちふくじんのず」
概要
漢詩書「題七福神之図」
かんししょ「だいしちふくじんのず」
富山県高岡市
紙本・軸装・墨書
本紙:縦136.9cm×横33.9cm
全体:縦193.9cm×横45.8cm,軸長51.3cm
1幅
富山県高岡市古城1-5
高岡市立博物館蔵
宮野家資料。
引首印(白文長方印)「非□非□」、墨書「題七福神三図 為/梅松園主人嘱 蔚山野人謹写」、朱文方印「江公□/今間者/復主人」、白文方印「源斎」。
軸装。巻紙に「梅松園為書」と書かれている。
表装の折れ、剥がれ、破れがひどく、軸木も取れかけている。
高岡を代表する料理旅館であった宮野梅松園は、明治後期に初代 宮野一平氏(?~1912)が末広町40番地に創業し、3代目の宮野保一氏(1885~1977)が昭和17~18年頃まで営業していた(寄贈者は4代目にあたる)。なお、宮野氏の先祖は藩の足軽であったと伝わっており、宮野梅松園が営業していた土地は高岡町奉行 伊藤内膳(1594~1669)の屋敷地であり、のち御旅屋の庭園となったという。