唐風図巻 伝馬和之画・宋高宗書
トウフウズカン デンバカシガ・ソウコウソウショ
概要
中国最初の詩集、『詩経』のうち「唐風」十二篇を書し、その内容を一篇一図に描いたもの。南宋の高宗(治世 一一二七―六二)ならびに孝宗(治世 一一六三―八九)は自ら『詩経』を書し、馬和之に描かせたといわれ、その伝承を持つ詩経図巻が世界に十数点伝わっている。この作品もその一つであるが、類似の中国遼寧省博物館本と比較しても筆使いが簡略で、明末を下る時期の模本と考えられる。
トウフウズカン デンバカシガ・ソウコウソウショ
中国最初の詩集、『詩経』のうち「唐風」十二篇を書し、その内容を一篇一図に描いたもの。南宋の高宗(治世 一一二七―六二)ならびに孝宗(治世 一一六三―八九)は自ら『詩経』を書し、馬和之に描かせたといわれ、その伝承を持つ詩経図巻が世界に十数点伝わっている。この作品もその一つであるが、類似の中国遼寧省博物館本と比較しても筆使いが簡略で、明末を下る時期の模本と考えられる。
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