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押隈 三代目中村翫右衛門・他

おしぐま さんだいめなかむらかんえもん・ほか

概要

押隈 三代目中村翫右衛門・他

おしぐま さんだいめなかむらかんえもん・ほか

本紙342×935、軸長447,全長1800(mm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号12095-7
鈴木十郎コレクション
調査監修:石橋健一郎
解説:安冨順

独立行政法人日本芸術文化振興会

隈:公家荒、筋隈。役者・役名:公家荒が三代目中村翫右衛門、『暫』の清原武衡。筋隈が四代目河原崎長十郎、同じく鎌倉権五郎景政。清原武衡は王位を僭称する悪人で、歌舞伎では公家悪という。隈の色は悪人を象徴する茶色を基調に黒を使用し、腹黒さを表現。権五郎の紅の筋隈とは対照的。昭和12年(1937)5月、前進座大阪浪花座公演時のもの。前進座は翫右衛門・長十郎、五代目河原崎国太郎(初代市川笑也)らが、歌舞伎界の封建性を批判し、昭和6年(1931)に結成した劇団。署名:「翫右衛門」「昭和十二年五月浪花座にて長十郎」。

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キーワード

/ 代目 / 押隈 / 役名

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