振袖 白綸子地檜扇橘模様
ふりそで しろりんずじひおうぎたちばなもよう
概要
紅の絞りと金の刺(し)繍(しゅう)で檜扇を表わし、長く垂れた飾糸がゆったりと全体を漂う。開いた扇は末広がりであることから江戸時代を通じ好まれた吉祥文様。天明5年(1785)の雛形本『当世(とうせい)都(みやこ)雛形(ひながた)』にも同様の模様が所収される。紙札によると、野口は制作年代を寛政(1789~1801)頃とする。(高木結美氏執筆)
ふりそで しろりんずじひおうぎたちばなもよう
紅の絞りと金の刺(し)繍(しゅう)で檜扇を表わし、長く垂れた飾糸がゆったりと全体を漂う。開いた扇は末広がりであることから江戸時代を通じ好まれた吉祥文様。天明5年(1785)の雛形本『当世(とうせい)都(みやこ)雛形(ひながた)』にも同様の模様が所収される。紙札によると、野口は制作年代を寛政(1789~1801)頃とする。(高木結美氏執筆)
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