正法寺大仏殿
しょうぼうじだいぶつでん
概要
正法寺大仏殿
しょうぼうじだいぶつでん
岐阜県
江戸後期/19世紀前半
木造三層
明朝様式を基本として和様を組み合わせた建築
大仏殿中心部は、大仏を収容する大空間を構成するため、柱、梁、桁で構成されるフレーム(枠)を貫(水平方向)とコーナー部分の火打ち梁(斜め方向)を用いて結合して水平力を受け、内陣天井は吊天井構造としてる。
部材は、第一層から第二層までの間を三本の柱を継いで一本の柱とし、重ね梁を用いる。また、東大寺大仏殿のような巨木を加工した木材ではなく、一般に入手できる木材を使用。
梁間18.6m×桁行18.9m×高さ20.5m
1棟
岐阜市大仏町8
岐阜市指定
指定年月日:20150407
正法寺
有形文化財(建造物)
天和3(1683)年に開山
塑像技法による大仏の造営は1790年頃から始まり、天保3(1832)年に開眼供養