被衣 菊に桐文
かづき きくにきりもん
概要
公家や武家などの女性が外出する際に、頭から着物を被り顔をかくす風習は平安後期からあったが、江戸中期以降、女性の髷が大きくなるにつれて、被りやすいように、特別な着物が仕立てられるようになった。これが被衣(かづき)である。この風習はやがて東北にもたらされ、京都や江戸で見られなくなった後でも庄内地方では昭和初期まで冠婚葬祭の衣装として使われてきたという。
所蔵館のウェブサイトで見る
国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館かづき きくにきりもん
公家や武家などの女性が外出する際に、頭から着物を被り顔をかくす風習は平安後期からあったが、江戸中期以降、女性の髷が大きくなるにつれて、被りやすいように、特別な着物が仕立てられるようになった。これが被衣(かづき)である。この風習はやがて東北にもたらされ、京都や江戸で見られなくなった後でも庄内地方では昭和初期まで冠婚葬祭の衣装として使われてきたという。
所蔵館のウェブサイトで見る
国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs