向山古墳
むかいやまこふん
概要
S50-5-118向山古墳.txt: 伊勢湾西岸のほぼ中央部、雲出川の南岸に沿いながら、東に張り出した標高約50メートルの台地先端部に所在する前方後方墳である。主軸をほぼ東西におき、前方部を東に向けている。全長71.4メートルで、そのうち、前方部は約31メートルを測る。前方部くびれ部付近で、2段築成の状況が観察され、また墳丘の所々に埴輪片および葺石の一部と思われる自然礫が散乱している。大正3年、地主が発掘し、粘土槨中から、鏡4面、[[石釧]いしくしろ]13、車輪石4、筒形石製品2のほか直刀などの鉄製品が発見された。