袖中抄
しゅうちゅうしょう
概要
『袖中抄』は、文治年間(1185~1190)頃に顕昭が著したもので、二十巻からなる。平安末・鎌倉初期における代表的な歌学書の一つである。『万葉集』以下の諸歌集にみえる難解な語句の注解で、最初に自説を述べ、次いで諸説を原文のまま掲げて批評する。書写年代、筆者などから、高松宮本(重要文化財)ともと一具であることが知られる『袖中抄』の現存最古写本である。
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国指定文化財等データベース(文化庁)しゅうちゅうしょう
『袖中抄』は、文治年間(1185~1190)頃に顕昭が著したもので、二十巻からなる。平安末・鎌倉初期における代表的な歌学書の一つである。『万葉集』以下の諸歌集にみえる難解な語句の注解で、最初に自説を述べ、次いで諸説を原文のまま掲げて批評する。書写年代、筆者などから、高松宮本(重要文化財)ともと一具であることが知られる『袖中抄』の現存最古写本である。
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