阿弥陀如来立像
あみだにょらいりつぞう
概要
・明治38年(1905)、天融寺を開山した新羅天融が京都の仏師からゆずりうけ、本尊として安置したものです。
・ヒノキ材寄木造りの漆泊像で百毫と眼(玉眼)に水晶が用いられています。
・左肩から右肩をおおっている衲衣のひだ、ふっくらとした顔、両手の肉付きなどが鎌倉時代の代表的な仏師法印運慶の作風を伝えており、その門人法眼安阿弥快慶の作と言われています。
・修理の際、鎌倉時代に造られたことを示す「建保2年」(1214)と記された文書が体内から発見され、製作年代が明らかにされた像として注目されています。
・像の高さは77.5センチメートルあります。
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北海道(地方指定文化財)