住吉蒔絵硯箱
すみよしまきえすずりばこ
概要
箱書き墨書から、本硯箱が京都・泉涌寺に東山天皇(在位1687~1709)の遺愛品として伝えられたものと知られる。住吉大社を描いた蓋表蓋裏の図様は、蒔絵師春正の下絵集『春正百図』の中に見ることが出来る。春正家は初代山本春正以来代々京都の蒔絵師であったが、寛政元年(1789)、五代目春正正令の時に名古屋に移った。
すみよしまきえすずりばこ
箱書き墨書から、本硯箱が京都・泉涌寺に東山天皇(在位1687~1709)の遺愛品として伝えられたものと知られる。住吉大社を描いた蓋表蓋裏の図様は、蒔絵師春正の下絵集『春正百図』の中に見ることが出来る。春正家は初代山本春正以来代々京都の蒔絵師であったが、寛政元年(1789)、五代目春正正令の時に名古屋に移った。
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