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なでしこまきえすずりばこ
撫子蒔絵硯箱
漆工 / 江戸
山本春正作
江戸時代・18世紀
1合
表面には金の研出蒔絵で撫子を精細に描いている。花心には金切金を置いて変化をつけ、花弁には淡蒔きを用いて微妙な色調を表現する。蓋裏に「春正(花押)」の蒔絵銘があり、京都で活躍した蒔絵師・山本春正の4代目、春正春継(1703~1770)の作と考えられている。
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キーワード
蒔絵 / 硯箱 / 蓋 / 研
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