臨石鼓文軸
りんせっこぶんじく
概要
没する2年前、82歳の呉昌碩が石鼓の第九鼓を臨書した作。朱孝臧がこの作を見て、後漢の嵩山少室石闕銘(すうざんしょうしつせっけつめい)の渾穆(こんぼく・大きくて厚みのあること)と、西周の散氏盤(さんしばん)の奇肆(きし・めずらしいのびやかさ)を得ていると評したが信じがたいと記し、言外に自負をほのめかしている。
りんせっこぶんじく
没する2年前、82歳の呉昌碩が石鼓の第九鼓を臨書した作。朱孝臧がこの作を見て、後漢の嵩山少室石闕銘(すうざんしょうしつせっけつめい)の渾穆(こんぼく・大きくて厚みのあること)と、西周の散氏盤(さんしばん)の奇肆(きし・めずらしいのびやかさ)を得ていると評したが信じがたいと記し、言外に自負をほのめかしている。
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