木造大日如来坐像
もくぞうだいにちにょらいざぞう
概要
木造大日如来坐像
もくぞうだいにちにょらいざぞう
愛知県
平安時代
胎蔵曼荼羅、中台八葉院にあらわされる大日如来坐像。宝冠を戴く。地髪は平彫り。白亳相。耳朶環状、不貫。三道相。条帛、腰布、裙を身に着ける。装身具は、宝冠(別製)、胸飾、臂釧(各別製)、腕釧をあらわす。結跏趺坐(吉祥坐)する両足上で法界定印を結ぶ。台座は蓮華座、光背は二重円相をあらわし、光背内の中心部・蓮華座上に宝塔をあらわし、光背内部は蓮華唐草文で装飾的に表現される。台座裏面には、若干の墨描き(雲気紋や唐草文?)がある。
像高56.0cm,髪際高45.6cm,頭頂-顎下21.7cm,髪際-顎下11.3cm,面幅11.0cm,面奥13.1cm,耳張14.0cm,胸奥(右)11.9cm(左)13.1cm{条ハクを含む}腹奥14.7cm,肘張32.2cm(材幅),膝張42.1cm,膝奥29.6cm,裳先奥32.6cm,膝高(右)8.6cm(左)8.5cm
1軀
愛知県知多郡美浜町大字上野間字高川23
美浜町指定
指定年月日:20130329
有形文化財(美術工芸品)