木造阿弥陀如来坐像
もくぞうあみだにょらいざぞう
概要
木造阿弥陀如来坐像
もくぞうあみだにょらいざぞう
東京都
鎌倉前期
ヒノキ。割矧ぎ造り、漆箔。宝冠銅製鍍金。白毫木(嵌入)。
高髻、毛筋彫り。自髪は天冠台上方で平彫りとし、天冠台下方は毛筋彫りとする。白毫相をあらわす。宝冠をいただき、定印を結び、衲衣を通肩にまとい、右足を上に結跏趺坐する。
像高73.7cm、髪際高51.9cm、髻頂─顎30.6cm、面長10.9cm、面幅11.4cm、面奥15.2cm、耳張14.5cm、臂張37.9cm、胸奥17.1cm、腹奥18.8cm、膝張47.3cm、膝奥35.0cm、膝高左8.6cm、膝高右8.1cm
1躯
東京都調布市深大寺元町5-15-1
調布市指定
指定年月日:20120330
宗教法人深大寺代表役員 張堂 完俊
有形文化財(美術工芸品)
深大寺本堂須弥壇上に安置される。像内の修理銘により、本像が本寺常行堂の本尊であったこと、室町時代の1436年(永享8年)及び1453年(享徳2年)に修理を受けたことが知られる。