回塘重淵像
かいとうちょうえんぞう
概要
常定寺(西予市宇和町)を創建した回塘重淵の肖像画。彼は室町時代初期(南北朝期)の南予の禅僧で、宇和に生まれ、虎関師錬国師に師事し、同寺創建時に国師を開山に請じ、自らは二世となった。上部に東福寺四十三世性海霊見の賛がある。当時禅宗では独立の際に師の肖像画と印可状が与えられたが、虎関師錬像とともに同寺に残る禅僧の肖像画(頂相)も、中世南予地域での禅宗の広がりの一端を示す資料といえる。
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愛媛県歴史文化博物館かいとうちょうえんぞう
常定寺(西予市宇和町)を創建した回塘重淵の肖像画。彼は室町時代初期(南北朝期)の南予の禅僧で、宇和に生まれ、虎関師錬国師に師事し、同寺創建時に国師を開山に請じ、自らは二世となった。上部に東福寺四十三世性海霊見の賛がある。当時禅宗では独立の際に師の肖像画と印可状が与えられたが、虎関師錬像とともに同寺に残る禅僧の肖像画(頂相)も、中世南予地域での禅宗の広がりの一端を示す資料といえる。
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