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和漢朗詠集巻上断簡〈鹿/(大字朗詠)〉

わかんろうえいしゅうまきじょうだんかん

概要

和漢朗詠集巻上断簡〈鹿/(大字朗詠)〉

わかんろうえいしゅうまきじょうだんかん

その他 / 平安 / 近畿 / 京都府

京都府

平安

1幅

京都府京都市上京区御車道通清和院口上ル東入梶井町448-4

重文指定年月日:19730606
国宝指定年月日:
登録年月日:

公益財団法人北村文華財団

国宝・重要文化財(美術品)

金銀砂子散らしの斐紙に巻上秋の部鹿の項、詩句二首を四行、和歌二首を六行に書写してある。もと巻子本【かんすぼん】の断簡で、和漢朗詠集最古写本たる御物粘葉本【でつちょうぼん】(二帖)とほぼ書写年代を同じにし、十一世紀中頃のものと考えられる。本文がやや大字に書かれているところから、大字朗詠と呼ばれる。書風は高野切本【こうやぎれぼん】古今集第一種と同類で、流麗な上代様の書法を見せている。

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