朝日貝塚出土獣面把手
あさひかいづかしゅつどじゅうめんとって
概要
朝日貝塚(国指定史跡)で出土した獣面把手2点のうちの1点。縄文時代前期末葉、朝日下層式と呼ばれる土器の装飾として作られたものである。
ヘビなどの爬虫類を模したと考えられるもので、別に鳥形とする説もある。水滴形の目と尖った口先を持ち、頭頂部には目と同様の水滴形の文様、後頭部には同心円状の文様を施す。頚部の前面には、斜格子状にソーメンのように伸ばした粘土紐を貼り込み、左右非対称に「人」字形の透かしを設ける。特徴的なのがトサカとも冠とも見える装飾で、頭に絡めた尾とする見方もある。
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