恵山貝塚出土品を中心とする恵山文化期骨角器製品一括資料506点並びに恵山貝塚出土遺物を中心とする恵山式土器一括資料62点(いずれも旧能登川コレクション)
えさんかいづかしゅつどひんをちゅうしんとするえさんぶんかきこっかくきせいひんいっかつしりょう506てん ならびに えさんかいづかしゅつどいぶつをちゅうしんとするえさんしきどきいっかつしりょう62てん(いずれもきゅうのとがわこれくしょん)
概要
恵山貝塚(函館市恵山町)は続縄文時代前半に属する遺跡で、昭和15年(1940)の名取武光による発掘調査で出土した土器は「恵山式土器」と命名された。遺跡は北海道南部における続縄文時代前半を代表するものとして、昭和42年に道の史跡に指定された。
本資料は、函館の郷土史家能登川隆が大正年間から昭和30年代にかけて収集した「能登川コレクション」と呼ばれる考古学資料の一部で、昭和34年に市立函館博物館に寄贈されたものである。
中でも骨角器は、鉄器による精巧な細工が施されたもので、銛頭(もりがしら)・釣針・組合せ針・骨針・骨製スプーン・ヘアピン・針ケース・装身具など506点を数える。骨角器の中にはクマやクジラ・オサガメなど動物の意匠が彫り込まれたものもある。
恵山式土器は、縄文時代晩期の亀ヶ岡式土器の系統を引き継いでいるもので、62点を数える。器体に縦に施文された地文縄文と、沈線による文様が特徴である。器形は壺形土器・甕形土器・鉢形土器・台付き土器などがある。土器に付される動物意匠はクマに限定されるようである。
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