木造千手観音立像
附 木造不動明王立像、木造毘沙門天立像
もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう
つけたり もくぞうふどうみょうおうぞう、もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう
概要
木造千手観音立像
附 木造不動明王立像、木造毘沙門天立像
もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう
つけたり もくぞうふどうみょうおうぞう、もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう
愛知県
平安時代
附 室町時代/1519
カヤとみられる針葉樹材の一木造で、上膊部内側、合掌手・宝鉢手の前膊部大半を含んで一材から彫出し、内刳りを施さない。左右各19本の脇手を矧ぎ付ける四十二臂形の千手観音立像。
脇侍の不動明王立像と毘沙門天立像はともにヒノキとみられる針葉樹を前後に割矧ぎ、内刳り、割首を施し、玉眼を嵌入したものである。
像高168.4cm(頂上仏含む)
附 木造不動明王立像 像高75.3cm
木造毘沙門天立像 像高77.7cm
1軀
豊田市猿投町大城7番地3
愛知県指定
指定年月日:20210129
宗教法人 猿投神社
有形文化財(美術工芸品)
猿投神社の北東約300mにある山中観音堂の本尊・千手観音立像で、同神社の神宮寺であった旧白鳳寺(嘉永6年(1853)焼失)の仏像と伝えられる。明治元年(1868)の神仏分離令で、本像も一時、寺外に移されたが、再び同堂に戻されたという。