木鏃・矢柄
もくぞく・やがら
概要
木製の鏃と矢柄。矢柄には紐状にした黒いサクラの樹皮が巻き付けられた個所がある一方で矢羽根を付けた痕跡がなく、儀礼用など遠距離に飛ばす必要のない用途であったと考えられる。
1739年の樽前a火山灰より下の層から出土したことから、それ以前の時期のものと推定される。地下水に浸かった層に埋まっていたため腐敗を免れて残ったものであり、乾燥による変形を防ぐため高級アルコール法により保存処理されている。
もくぞく・やがら
木製の鏃と矢柄。矢柄には紐状にした黒いサクラの樹皮が巻き付けられた個所がある一方で矢羽根を付けた痕跡がなく、儀礼用など遠距離に飛ばす必要のない用途であったと考えられる。
1739年の樽前a火山灰より下の層から出土したことから、それ以前の時期のものと推定される。地下水に浸かった層に埋まっていたため腐敗を免れて残ったものであり、乾燥による変形を防ぐため高級アルコール法により保存処理されている。
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