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大鉢

おおばち

概要

大鉢

おおばち

花柳章太郎

はなやぎしょうたろう

大鉢の内側に「寿」の文字が、外側に「初孫たんじょう 章太郎」の文字が書かれている。松や竹、紅白の梅、鶴や亀など目出度い絵がも描かれており、花柳に初孫が誕生した際に絵付けしたものと考えられる。箱書には「善五郎 造」とあり、大鉢自体は京都の16代目永楽善五郎が制作している。
目出度い柄がところせましと描かれており、初孫が生まれた花柳の喜びを感じる。花柳章太郎には花柳喜章、花柳武始のふたりの息子がおり、いずれも新派の役者として活躍した。喜章は昭和38(1963)年に新派の女優の花江久仁子と結婚。喜多村緑郎夫妻が仲人をつとめた。

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キーワード

花柳 / 新派 / 章太郎 / 谷崎

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