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中国図

ちゅうごくず

概要

中国図

ちゅうごくず

歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 朝鮮半島

制作地:朝鮮

朝鮮・朝鮮時代 18~19世紀

紙本墨刷

縦34.9 横41.3

1枚

明朝の領域を中心とした木版印刷による中国図。本来は「天下図」・「東国八道大総」(朝鮮図)・「日本国図」・「琉球国図」および朝鮮八道の各道図とともに、全13枚のセットで構成された地図帳の一部である。同種の地図帳は17世紀後半から19世紀前半の朝鮮で、刊本や写本によって盛んに製作された。それらの中国図は内容がほぼ共通し、黄河と揚子江が流れる大陸に、明時代の2京13省や都市、古代中国の地理書『禹貢』の9州、戦国時代の11国、山岳、名所旧跡を散りばめる。デフォルメはあるものの、概ね実際の地理情報を反映するが、図の西端に崑崙山を配置して黄河の源とする点は、同じ地図帳に収まる東洋古来の伝説的な地理的世界を描いた「天下図」と矛盾が無いよう意識されている。

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キーワード

地図 / 朝鮮 / 地理 /

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