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腰巻 紅綸子地菊花紋松竹梅鶴亀模様

こしまき べにりんずじきっかもんしょうちくばいつるかめもよう

概要

腰巻 紅綸子地菊花紋松竹梅鶴亀模様

こしまき べにりんずじきっかもんしょうちくばいつるかめもよう

染織 / 江戸

江戸時代・18~19世紀

綸子(絹)、刺繡

身丈173.0 裄60.0 振袖長さ89.5

1領

 腰巻とは、武家女性が夏の正装の際、帷子【かたびら】を着用した上から提帯【さげおび】を締め、その両端に袖【そで】を掛けて腰に巻く夏の衣料である。通常は黒か黒紅地で鉄媒染【ばいせん】するため、裂【きれ】が酸化して劣化している。本作品は、地色がやや茶色味がかった紅色である珍しい作例である。   

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