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人面形浅鉢

じんめんがたあさばち

概要

人面形浅鉢

じんめんがたあさばち

土器・土製品類 / 東北 / 青森県

青森県

縄文晩期(中葉)

額の右上半部は欠損しているが、「遮光器」と呼ばれる大きな楕円形の目をもち、鼻が立体的で、口端に刺青と思われる刻み目がある。形態は浅鉢形土器そのものであり、土器の底面に顔が表現されているため、自立することができない。また、全体にベンガラ(赤色顔料)が塗られている。

大きさは幅12cm、高さ7cmである。

1基

青森県五所川原市大町506-10

五所川原市指定
指定年月日:20181025

五所川原市

有形文化財(美術工芸品)

平成25年度の五月女萢遺跡発掘調査で出土した。遺跡東側の緩斜面に形成された厚さ2mに及ぶ縄文晩期中葉(大洞C2式土器)の捨て場(遺物包含層)から出土した。

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キーワード

土器 / 縄文 / 青森 / 晩期

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