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吉良川御田八幡宮神祭のお舟・花台行事

きらがわおんだはちまんぐうじんさいのおふね・はなだいぎょうじ

概要

吉良川御田八幡宮神祭のお舟・花台行事

きらがわおんだはちまんぐうじんさいのおふね・はなだいぎょうじ

無形民俗文化財 / 中国・四国

選定年月日:20140310
保護団体名:御田八幡宮秋の例祭保存会
公開日:毎年10月第二土、日曜日(選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 本件は、高知県室戸市吉良川町に鎮座する御田八幡宮の秋の例祭で、お舟と呼ぶ1基の船型の山車と花台と呼ぶ4基の山車が町内を巡行するものである。
 行事は、1日目の宵宮と2日目の昼宮からなり、年齢に応じて役割が決められる若衆(わかいし)と呼ばれる組織によって担われる。
 宵宮では、昼に花台が町内を巡行し、夜には御田八幡宮の境内で提灯を灯した花台を担ぎ上げて勢いよく回すチョーサイ舞などが奉納される。
 昼宮では、早朝からお舟を先頭に4基の花台が御田八幡宮まで巡行する。お舟には海水や海の小石が祀られ、花台には花と呼ばれる数千本の造花が飾り付けられている。御田八幡宮の境内に着くと、お舟と花台を担ぎ上げてゆっくりと回す笹舞が奉納される。その後、浜に設けられた御旅所まで神輿が渡御すると、お舟と花台も付き従い、御旅所で笹舞が奉納された後、花台に飾りつけられた花が縁起物として人々に配付される。神輿が還御した夜には、再び境内で花台のチョーサイ舞などが奉納される。(※解説は選択当時のものをもとにしています)

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