木造不動明王半跏像
もくぞうふどうみょうおうはんかぞう
概要
木造不動明王半跏像
もくぞうふどうみょうおうはんかぞう
岐阜県
鎌倉
ヒノキ材、寄木造、内刳、玉眼、彩色
頭頂に莎髻を結い、地髪は巻き毛で、左肩に弁髪を垂らす。両眼は慎目で、上歯で下唇を噛み、耳朶は環状で三道を彫出する。顔を前に向け、条帛、裙、腰布を着け、半跏で左足を下げる。左手は肘を下にして胸脇に構え、掌を上に五指を握り羂索(欠)を執る。右手は肘を外にして腰脇に構え、掌を内に五指を握って宝剣を執る形だが、指先が欠損して宝剣(柄部欠)は別保存とする。
光背は火焔光。台座は岩座(框欠)。
像高 27.7cm
1躯
岐阜市美江寺町2丁目3番地
岐阜市指定
指定年月日:20151201
美江寺
有形文化財(美術工芸品)
美江寺伝来