立火吹筒花火
たてびふきづつはなび
概要
吹筒花火は、火薬を詰めた竹筒を約7mのほたてに取り付け、その竹筒
の先から火の粉が飛び散る花火である。立江では、吹筒花火を「立つ火」
と書いて「たてび」と呼び、花火は「たく」と、焚く台を「炎が立」と書いて「ほ
たて」と呼ぶ。火薬の取り締まりが厳しくなると共に伝承者が不足となった
時期があったが有志により煙火保存会が結成され、危険物取り扱いの資
格を取得し、安全講習や機会を捉えては制作の勉強会を開催し、後進の
指導・育成と花火の伝承に努め今に至っている。