土手家瓦製造用具
どてけかわらせいぞうようぐ
概要
土手家瓦製造用具
どてけかわらせいぞうようぐ
有形民俗文化財 / 大正 / 昭和以降 / 近畿 / 大阪府
大阪府
大正4~昭和60年代/大正4~昭和60年代
1ビッチュウグワ 2ミツマタ 3~5メツケ 6ジョウギ 7ロクシノアラガタ 8シチニノアラガタ 9ヒャクマイモノノアラガタ 10~12ヒラノアラガタ 13ウマ 14ロクシノキリガタ 15シチニノキリガタ 16・17ヒャクマイモノノキリガタ 18~20ヒラノキリガタ 21・22ガンブリノキリガタ 23~26ヒボマルガワラノキリガタ 27ノシノキリガタ 28カニメンドノキリガタ 29メイタノキリガタ 30・31カニメンドノカタ 32・33スミメンドノカタ 34~37ムネメンドノカタ 38~40ワチガイノカタ 41・42マツカワビシノカタ 43~45ジガワラノケンノカタ 46~50カマノケン・ケンダカ 51~55スギヌキノケン 56~58ヒラカマ・ヒラノケン 59・60ヒラノケンガタ 61~65メイタノケンガタ 66~73マンジュウノカタ 74コバンガタマンジュウ 75~83トモエノカタ 84~86コバンガタトモエノカタ 87・88スミドモエノカタ 89・90ガンブリノヒボノカタ 91~94ヒボノキガタ 95ノシノヒボガタ 96メイタノヒボノキガタ 97~103ソデノカタ 104・105ニノヒラノトメガタ 106ロクシノヒッカケノカタ 107~112ロクシノタメダイ 113・114シチニノタメダイ 115ヒャクマイモノノタメダイ 116~118ヒラノタメダイ 119トモエノミガキ 120ガンブリノシアゲガタ 121ヒボマルノミガキ 122~124ノシノタメダイ 125~128メイタノミガキ 129・130イシギ 131アラジダイ 132~139タタキ 140~144ナデイタ 145~147オオガマ 148~151メントリガマ 152ユミ 153サシガネ 154~156ジョウギ 157・158シルシツケ 159~164カキヤブリ 165~167ミズベラ木 168~173オオベラ 174・175コテ 176・177ヘラ 178~195ヘラ 196~204メントリ 205・206クシ 207~212アナアケ 213・214センノキガタ
1—138 2—151 3—29 4—25 5—26 6—186 7—35 8—33 9—29 10—33 11—32 12—30 13—41 14—31 15—29 16—26 17—26 18—34 19—25 20—24 21—20 22—27 23—26 24—31 25—26 26—21 27—21 28—26 29—41 30—22 31—19 32—31 33—30 34—24 35—23 36—21 37—23 38—13 39—10 40—7 41—11 42—8 43—35 44—32 45—30 46—35 47—35 48—35 49—34 50—19 51—32 52—29 53—28 54—27 55—24 56—28 57—26 58—26 59—30 60—30 61—30 62—29 63—28 64—27 65—27 66—11 67—11 68—10 69—10 70—10 71—10 72—7 73—8 74—8 75—16 76—16 77—15 78—14 79—26 80—16 81—12 82—10 83—9 84—12 85—12 86—12 87—13 88—11 89—45 90—55 91—31 92—30 93—30 94—57 95—15 96—61 97—30 98—30 99—27 100-27 101-30 102-30 103-27 104-27 105-24 106-28 107—28 108—28 109—28 110—28 111—28 112—27 113—26 114—25 115—23 116-25 117—24 118—21 119—14 120—21 121—13 122—23 123—23 124—21 125—26 126—26 127—21 128—23 129—30 130—30 131—69 132—51 133-51 134-51 135-48 136-43 137-48 138-54 139-65 140-13 141-12 142-11 143-11 144-10 145-20 146-20 147-18 148-20 149-19 150-18 以下省略単位は㎝
214点
大阪府阪南市尾崎町35-1
阪南市指定
指定年月日:20150320
指定の資料は昭和23(1948)~昭和63(1988)年頃間に瓦職人として従事していた寄贈者と大正4(1915)から瓦職人であった父親が使用していた瓦製造用具
阪南市教育委員会
有形民俗文化財
泉南地域は近世初頭以来、瓦の生産地として知られており、その始まりは、永正12(1515)年銘の谷川(現岬町谷川)の瓦により室町時代まで遡る。しかしその瓦生産は明治・大正時代に最盛期をむかえたものの、淡路瓦の製造所が大正時代よりいち早く機械を導入し、発達した機械によりさらに品質が向上し大量生産もできるようになった影響もあり、衰退し、昭和60年代には生産が行われなくなった。
今回の用具は土手家が大正4(1915)年から瓦製造に使用していた用具である。これらは機械導入以前の全て手作業で行っていた時期に使用していた瓦製造用具で、製造していた瓦の種類や大きさ、さらに使用にともなう消耗状況や補修状況まで分かるものであり、阪南市域を支えた伝統産業の用具として、ひとつひとつが後世に伝えるべき重要な資料であるといえる。