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概要

考古資料 / 奈良県

中国・春秋中期 紀元前7世紀

鱗紋

高13.9 幅14.1 長26.9

1個

 もともとの定義は把手と注口のついた器で、水を注ぐ用途があるという。新石器時代の土器中の把手と注口のついた器を匜(い)と呼ぶこともあるが、青銅製の匜は西周後期以降に出現した。浅くて楕円形の器身・断面U字形の大きな注口・三足または四足がつく。蓋を動物形に作ったり、注口の部分に動物の頭部を形作ることによって、動物の口から水を注ぐ趣向になったものが多く見られる。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.49, no.196.

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キーワード

紀元前 / 春秋 / 坂本 /

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