天内山遺跡出土の遺物
あまうちやまいせきしゅつどのいぶつ
概要
・余市川左岸の丘陵先端部にある天内山は、続縄文時代(約2000年前)以降からアイヌ文化期にわたって営みが見られた場所です。
・発掘調査の結果、貝塚、祭場、墳墓、チャシ跡などが複合する遺跡で、出土した遺物も、土器、石器、鉄器、骨角器、土製品、石製品、鉄製品、真鍮製品、自然遺物など多種多様にわたっています。
・指定された171点の遺物の多くは、墳墓から出土したものであり、続縄文時代後半の墓が3基、擦文文化期初期の墓が6基あります。特に、擦文文化期の墓からは、刀子、鉄鏃などの本州からもたらされた鉄製品が多く出土している点が特徴となっています。
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北海道(地方指定文化財)