鉄錆地二十四間陣笠
てつさびじにじゅうよんけんじんがさ
概要
陣笠は、戦国時代に足軽や雑兵が戦いの時、兜の代わりにかぶった笠のこと。薄鉄や革などで造り、漆を塗るのが一般的であり、江戸時代には黒漆に金で定紋を入れ、野外出行に際して将軍以下の家臣たちが用いた。本作は、二十四間の鉄錆地の薄鉄を七つの鋲で留めたもので、明珍派で江戸時代中期に生存したと思われる明珍宗紀(生没年不詳)が、戦国時代の陣笠の様式を忠実に模して作った作品である。
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公益財団法人 東京富士美術館てつさびじにじゅうよんけんじんがさ
陣笠は、戦国時代に足軽や雑兵が戦いの時、兜の代わりにかぶった笠のこと。薄鉄や革などで造り、漆を塗るのが一般的であり、江戸時代には黒漆に金で定紋を入れ、野外出行に際して将軍以下の家臣たちが用いた。本作は、二十四間の鉄錆地の薄鉄を七つの鋲で留めたもので、明珍派で江戸時代中期に生存したと思われる明珍宗紀(生没年不詳)が、戦国時代の陣笠の様式を忠実に模して作った作品である。
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