維適園集
いてきえんしゅう
概要
没後にまとめられた8代鍋島治茂の詩文集。維適園とは治茂の燕寝(後宮、休息するところ)を意味する。全30巻15冊のうち、「維適園集」は8巻4冊、文化9年、古賀精里による序。「維適園別集」は12巻6冊、古賀?(人偏+同)庵による序。「維適園遺集」は10巻5冊、文化10年(1813)、林述斎(治茂室智照院の兄)による序。維適園集は治茂の自選、別集と遺集は治茂没後に編まれている。治茂は深く漢詩文をたしなんだ藩主で、その量の多さは膨大であり、料紙も凝っている。
いてきえんしゅう
没後にまとめられた8代鍋島治茂の詩文集。維適園とは治茂の燕寝(後宮、休息するところ)を意味する。全30巻15冊のうち、「維適園集」は8巻4冊、文化9年、古賀精里による序。「維適園別集」は12巻6冊、古賀?(人偏+同)庵による序。「維適園遺集」は10巻5冊、文化10年(1813)、林述斎(治茂室智照院の兄)による序。維適園集は治茂の自選、別集と遺集は治茂没後に編まれている。治茂は深く漢詩文をたしなんだ藩主で、その量の多さは膨大であり、料紙も凝っている。
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