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概要

考古資料 / 奈良県

中国・晩商三期 紀元前15~紀元前11世紀

散開饕餐紋

高32.3 口径15.6

1個

 觚(こ)は爵(しゃく)とセットで用いられた祭祀用の飲酒器(カップ)である。商代前期に出現したが、そのうちに爵と必ずセットを成すようになり、商代後期に最も盛行した。下半分は上げ底で、外反した部分が足(圏足)である。上方に向かってラッパ形の口が大きく開く。少し大きな墓では、こうした爵と觚が五組とか十組を一つのセットとして副葬される例がある。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.23, no.42.

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キーワード

/ 紀元前 / / Wine

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