真家のみたま踊
まいえのみたまおどり
概要
この芸能は、茨城県新治郡八郷町真家【まいえ】に伝承されるもので、盆(七月十五日)に行なわれる念仏踊の一種である。
由来では応仁のころ、大和国長谷寺から当地仁王山不動寺福寿院に旅僧があり、かれが村びとにこの踊を伝えたものともいわれる。
芸能は、軍配、さいまら、びんざさら、囃子方(念仏衆とも)、踊子など大がかりな構成をもち、福寿院で勢揃いして出発行道し、目的の家をめぐる。
芸能次第は、踊場に繰込みがあって一踊りし、繰出しがあって、行事一切がすんだあと福寿院で笠納めということがある。その曲目には七月(扇踊)、二の谷(手踊)、十六拍子(手踊)、の三種があり、歌はそれぞれ念仏和讃である。囃子は念仏太鼓・笛に田楽の楽器びんざさらが用いられる。風流念仏踊の一典型として芸能史的にも貴重である。
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