南宗寺庭園
なんしゅうじていえん
概要
S47-5-116南宗寺庭園.txt: 南宗寺本坊方丈の南に面する[[枯山水]かれさんすい]であって、滝の流れを和泉砂岩と緑泥片岩の石組によって構成してある。全体の表現は荒削りであるが、雄渾な美しいまとまりをみせている。
本庭は、元和5年(1619)ごろ築造、その後延宝年間に東照宮の造営の際一部改造され、また昭和20年戦災をこうむったが、主要な地割はよく保存され、作庭様式および細部手法は桃山時代の作風をよく伝えており、この種枯山水としてすぐれている。