糸魚川木地屋の製作用具と製品コレクション 附木地屋関係文書
いといがわきじやのせいさくようぐとせいひんこれくしょん つけたりきじやかんけいもんじょ
概要
この資料は、新潟県の最西端、糸魚川市の西端を流れる姫川上流の大所地区の木地屋が、木地製作および漆器製作に用いた用具とその製品を収集したものである。
この地域に木地屋が定住するのは天保年間といわれ、明治初期までは木地製作だけを行っていたが、以後は漆器製作や蒔絵製作まで行うようになった。
この資料は、木地製作用具・製品と漆器製作用具・製品に大きく分類され、それぞれに使用された用具や製作された製品が整理されている。すべてが同一集落内から収集されたため同所の木地屋の特色をよく示している。