レブンアツモリソウ群生地
れぶんあつもりそうぐんせいち
概要
・レブンアツモリソウは、ラン科アツモリソウ属の一種で、母種のアツモリソウがアジアからヨーロッパにかけて広く分布しているのに対し、日本では、礼文島にのみ生育している礼文島固有の植物です。
・また、この姿・形の美しさからも貴重な野生生物であり、礼文島北部の鉄府地区が最大の生育地となっており、その群落規模からも学術的価値が高いとされております。平成5年には国内特定希少野生動植物に指定され、国・道・町が一体となってその保護と増殖に努めています。
・開花時期は、5月下旬から6月上旬というごく限られた期間で、保護区内の柵で囲った遊歩道のみ立ち入り可能となっています。