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庄内の笹巻製造技術

しょうないのささまきせいぞうぎじゅつ

概要

庄内の笹巻製造技術

しょうないのささまきせいぞうぎじゅつ

無形民俗文化財 / 東北

山形県

山形県

選定年月日:20240321
保護団体名:特定せず

登録無形民俗文化財

 庄内の笹巻製造技術は、山形県庄内地方に伝承されてきた、笹巻と呼ばれる行事食の製造技術である。庄内地方では、邪気を払い、男児の無事な成長を祝って、各家庭で笹巻を作る。材料はもち米であり、形状には四面体型や三角型、たけのこ型等の種類がある。灰汁を加えることで保存性を高めた、黄色い笹巻の製造技術は、鶴岡を中心に継承されている。いずれも、もち米を笹の葉で包んでイグサやスゲで縛り、数時間煮ることで完成させる。できあがった笹巻はきな粉や黒蜜をかけて食べる。

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