庄内の米作り用具コレクション
しょうないのこめづくりようぐ
概要
庄内平野は稲作に恵まれた自然条件と長年農業振興に力を注いだ藩政によって、古来良質の庄内米の産地としてしられていました。明治以降も、乾田馬耕など先進技術の積極的な導入や、農家自身の手による稲の品種改良など着々と技術の改良向上をすすめ、高度な稲作技術を培ってきました。
「庄内の米作り用具」1800点には、近年の農業形態の大きな変革によって、急速に失われた在来の農耕用具が数多く含まれており、庄内地方の稲作農業の地域的特色と、その進歩、変遷の様子をみることができます。1922(平成4)年秋、「庄内の米作り用具」を収納保存する収蔵庫が国県、関係市町村の補助事業として鶴岡市羽黒町松ヶ岡地内に完成しました。指定内容は、仕事着277点 苗代作り189点 神体護符36点 他1298点
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公益財団法人致道博物館