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鉄刀

てっとう

概要

鉄刀

てっとう

考古資料 / 茨城県

出土地:伝茨城県桜川市岩瀬出土

古墳時代 6世紀

鉄製

全長50.8 刀身長39.8 茎長9.6 鍔幅4.1 関幅3.8

1振

刀身・鍔とも鉄製で柄は銹化のためわずかに木質をとどめる。鎺および柄元の金具が一部遺存する。刀身は切先に向かって身幅を減じ、ふくらを持つ両関のもので、茎の中央近くに目釘1ヶ所が残る。鍔は卵形に近い円形で無窓、鎺ならびに柄元金具は遺存が良好ではない。古墳時代の刀は弥生時代に比して長大で装飾性が増し、出土数も格段に増える。本品は朝鮮半島や中国からの影響が少ない、いわゆる倭装大刀で古墳時代後期に製作されたものである。出土地と伝えられる付近には数多くの古墳が現在も点在しており、本品は古墳時代後期の首長墓の副葬品として相応しい。

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キーワード

刀身 / / / 切先

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