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榮町山車人形「関羽」像

さかえちょうだしにんぎょう「かんう」ぞう

概要

榮町山車人形「関羽」像

さかえちょうだしにんぎょう「かんう」ぞう

有形民俗文化財 / 明治 / 関東

明治/1892

武官風立像。頭は忿怒相。有髪・有髭。眉を吊り上げ、眉間に皺を寄せ、薄く口を開いて激しい怒りの相を表す。着衣は筒袖の赤の下着に銀鼠色の袴、黄褐色の長着を着け、幅広の白帯で腰を締める。長靴をはく。左手屈臂し拳を握り持物を執る形を示し、右手同じく屈臂して長柄の青龍刀を持って立つ。台は、勾欄付き長方形台。頭は寄木造、玉眼、胡粉地に彩色。髪・髭は植毛。眉は描き眉(現状)。左右の手先、脚部の長靴は木製、胡粉地に彩色。頭巾・着衣は絹地錦織等。体部は木製、角材の組物。持物の青龍刀は木製。冠は銅板鍍金製。

総高206.4、頭高42.3、耳張24.7、右腕長33.0、左腕長33.0、右足底長31.5、左足底長32.0 (単位はcm)

一躯

有形民俗文化財

かつて桶川祇園祭で榮町の山車に迫り上げられたが、大正時代に中山道に電線がひかれて以降は山車より降ろされ保管されてきた。

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キーワード

/ 屈る / 執る /

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